ねぇ、千夜ならわかる? こんなこと想っちゃう理由。 「せ.....」 「じゃあ、そろそろ帰るか。もうすぐ9時になるし」 千夜、と口にする前に遮られた。 千夜は扉の方にライトを向けながら、歩いた。 もうそんな時間か。早いな...。 なんだか寂しくなって、私は無意識に俯いた。もっともっと、一緒にいたいのに。 ハッと、私は目を見開いた。 私.....、またこんなこと想って.....! かぁ...!と頬が赤くなっていくのがわかる。