紙飛行機~ラブレターの想い~



『目指せ、優勝!!』、か.....。

「でも.....」
「あぁ。無理だった」

そう。目標は、目標のまま終わってしまった。

中学三年、準決勝までなんとか進出したものの、結果は9-10。あとちょっとのところで負けてしまった。
最後、相手チームがサヨナラホームランを打ったせいで。

中学生活、最後の試合となってしまった。ホームランが打たれた瞬間、千夜は涙を流した。
悔しそうに、人目を気にせず、思い切り。

マネージャーをしていた私も、千夜につられて泣いた。頬を伝った涙の冷たさを、今でも覚えてる。


心の底から信じていたから。
千夜たちが、勝つことを。