そこには黒いペンで、そうはっきりと書かれていた。 いろんな感情が込められたその言葉に、胸がぐらつく。 青春の欠片。 まさにそんな感じだ。 「俺が書いたんだ」 「千夜が?」 意外だ。千夜がこんなこと書くなんて。 「目標を残しておこうって思ってさ」 千屋はそう言いながら、ソッと優しく文字をなぞる。千夜の瞳が、揺れた気がした。