「久し振りだな」 「そうだね」 隣り合った席。 横にはいつも君がいて、時々眠そうにしている千夜は可愛かった。 夜の学校は特別な雰囲気がある。 真っ暗な教室にひとつの光が灯されて、私と千夜は隣り合った席で笑い合う。 一夜限りのタイムスリップ。 そんな感じがして、また笑った。 教室の隅っこに2人。 たった二人きりなのに、全然寂しくはなかった。