最後の席替えのくじ引きで、千夜が当てたのだ。千夜がその席をゲットしたって知った時、ずるーいって唇を尖らせたっけ。 「私は、ここ」 だけど、私もいい席だった。最後の最後で、いいことがあったんだ。 千夜の隣の席。 どんなに辛い日々だって学校に来る意味ができたんだ。千夜の隣だったから、辛い生活の中、がんばれたの。 千夜と時々話したり笑ったり。 楽しかった頃の部活の時間と重なって見えて、嬉しかったの。