「せ、千夜!」 「ん?」 千夜の名前を、叫んだ。今、千夜に声をかけないと、儚く消えてしまいそうな気がして。 一瞬で消えてしまう流れ星のように。 咄嗟に呼んじゃったけど、何を話そう。全然決めてなかった。 変な沈黙が、静かに漂う。 「なに?」 千夜は、この沈黙を不思議に思ったのか、小さく首を傾げた。 えーっと.....。 思考を勢いよく回転させて、必至に考える。 ーーあ!そうだ。