武道女子と冷淡社長の嘘結婚






「音無君……」



「悠哉でいいですよ。
だから、俺も莉加先輩って呼んでもいいですか!」




「ああ、うん」











断れなかった。







こんなきれいな心であたしに告白してるのに、








あたしは、

音無君みたいなきれいな人間じゃない。