翌朝。 頭が痛くて、まだ寒気がする状態で目が覚めた。 隣に、黛さんが寝ていたのには、声にならない叫びをあげるところだった。 でも、よくよく見たらここはあたしの部屋じゃなくて、 部屋においてあるものから推測すると、 いや、推測しなくても、 黛さんのへやだってことはわかった。