「今…何時ですか」 「2:10だ。 ほら、起きれるか?」 黙ってうなずいた。 あの夢を見たあと、必ず…… 「おい、どこか痛いのか!?」 涙が溢れてくる。 「い…いえ………」 連れてこられたのは、 あたしの部屋じゃなかった。 大きなベッドに横になった。 そのまま、意識を失うように 眠ってしまった。