黛さんに負けないくらい、 強く抱き締めた。 ──────────…………‥‥ 朝。 黛さんが眠っているのをみて、 安心した。 おじいちゃんが居間で、 朝のニュースを見ていた。 「おじいちゃん!おはよう。 お手合わせ、願えますか?」 「いいよ」 2本の竹刀を持って、 庭に出た。