劇場に着いたので、私はお礼を言い、中に入ろうとした。 「へぇー。これ面白そうだな。 たまにはこういうのもいいよな!」 そう言ってふらっとどこかへ行ってしまった。 私がその言葉を理解したのは、当日券を買って戻ってきた富岡先生をみてからだった。 これが富岡先生の優しさだってことはすぐにわかった。 いいのに… 私なんかのために…