《さあ、どうする?
パートナーつける?
それとも、つけない?
他のプレイヤーの人にも同じこと伝えてあるから…
もしかしたら、パートナーつけてるかもね?》
パートナーは必要だと思う…
だけど、パートナーをつけるとリスクを負う…
クソッ。なんだよ、このゲーム…!
こんなの…酷すぎる…っ!
《あとね〜
パートナーは、パートナー同士で会話が出来るんだよ〜!
参加者は、その会話を聞けないから
裏で何話してるか、気になるよね〜?》
パートナーが超良い人なら…
勝ち目はあると思うが……
《ああ、そうだ!
パートナーは、みんな変人ばかりだから…
パートナーにすると大変かもね〜?》
クソッ。やっぱりか!!
少し期待した、俺が馬鹿だったよ!!
《まあ、ゲームが始まってからでも決めればいいよ〜
決めるのは、有紗くん次第さ!》
一端、様子見した方がいいかもしれないな…
これは、マジでヤバそうなゲームだし…
慎重に動かないと…
死んでしまう…っ!
《ああ、さっきのパートナーのことだけど
参加者1人につき、1人までだからね?
パートナー解除されても
新しいパートナーをつけることは出来ないから、覚えておいてね〜?》
コロスのヤツ…
なんか俺にパートナーをつけさせようとしてる気がするが…
俺の気のせいか…?
《じゃあ、みんなの説明も終わったし
ゲーム開始しますかー!!
そこの扉から出れば、ゲームスタートだよ〜!!
心の準備は大丈夫かい?
それでは、ゲームスタート!!》
コロスの言葉の後、ピピーという音が鳴り、ゲームがスタートしたのだと分かった
そして、前の話に戻る……

