「雪乃は俺から逃げられないんだよ…?」
玲君は私の頬に触れ言う。
「れ、玲君…」
「で?昨日、正直どうだった?」
「へ?」
「俺が他の女と歩いてるの見て…」
玲君はにやっと笑って聞く。
モヤモヤした。
複雑な気持ちになって…
寂しくなった。
でも…
「べ、別に…」
「妬いた?妬いた?」
「や、妬きません。」
玲君と本当に好き合ってる恋人同士になれるのはまだ先かも……
私は人の気持ちにも自分の気持ちにも鈍感だったんだ………。
気付くのは遅い……。
〈ガチャ〉
「ただいまー。」
――私と玲君は家に帰った。
よかった。
今日はお母さんいる…
だけど
――グイッ。
…ま、また?
玲君はいきなり私を壁に押し付ける。
「れ、玲君?」
私は玲君を見つめる。
すると
………!?
いきなり突然玲君にキスされた。
私の顔は熱くなる。
「なんかドキドキだよな。内緒でキスすんの。」
玲君はにやっと笑って言う。
「い、いきなり…」
「戸惑う雪乃を見るのが俺は好きなの!」
ほ、本当にSっ…
「玲君ひどい…」
「そんな目で見つめられるとさらにやばい事するよ?」
玲君はにやにや笑いながら言う。
「い、嫌ーっ!!」
私はそう言うと部屋に逃げた。
玲君といると危ないよ!!
「美味しいです。」
玲君はお母さんに爽やか笑顔。
「まあありがとう。」
玲君は…
私の前以外だと爽やか笑顔の優しそうな男の子に見られる。
猫かぶり……
私に出してるのが多分
素………?
なんか私以外の人への玲君の態度見てるとなんかむかつくんだけど……。


