「なんだよ?お前?」
さっき私に話しかけてきてた男の子が玲君に言う。
「人の女に手出すなバカ。」
ひ、人の女って……
「じゃあなんで雪乃ちゃんは合コンに来たんだよ?お前みたいな男嫌になったからだろ。」
彼は笑って玲君に言う。
「は?なんだよそれ。行くぞ雪乃。」
玲君は私の手を引く。
「れ、玲君っ!?」
わけ
わかんないよ……。
なんで来たの……?
〈バタン〉
「玲君、あの…私…」
すると
……………!?
「………んんっ……」
部屋を出るといきなり玲君にキスされた。
深い深いキス……。
「やだっ……」
私は玲君を突き飛ばす。
……はっ。
「なんでだよ雪乃…」
玲君は私を見つめる。
「い、いつもなんでそんな強引なの…?なんで私を振り回すの…?」
私は玲君に聞く。
玲君の気持ちが
わからない……。
「気付けよバカ。」
「わ、わからないよ…こないだはいきなり押し倒して来たし昨日は女の人と仲良く歩いてたし…本気じゃないんでしょ。」
私は玲君に言う。
わからないよ……。
玲君……。
「本気なんだよ俺は。」
玲君は私に言う。
「そ、そんなの…」
「昨日一緒にいたのは今まで付き合ってた女。」
「……っ……」
胸が痛む。
やっぱりそういう人…
「じゃあなんで…」
「別れる代わりに最後にデートしてやった。ただそれだけだよ。」
「………え………」
「女は全部切った。」
「………え………」
どうして……?
「ターゲットのためなら手段を選ばない。お前に本気。信じられないかもしれないけど…」
「………っ………」
「とにかく俺は諦めない、雪乃の事。」
………え………
本気…なの…?
本当に……。


