玲君……。
あんな嫌な人の事が頭の中にいっぱい浮かぶ。
お母さんが今日も留守だったので私はお昼になると昼食の材料を買いに行く。
何作ろうかな…。
玲君
いつ帰って来るんだろう。
私は色々考えながら街を歩く。
すると
…………え…………
玲君!?
玲君が綺麗な大人の女の人と楽しそうに歩いてるのが見えた。
――ズキン…
玲君は私に気付いてないみたい。
玲君……。
なぜか
胸がすごく痛んで
私は走ってその場から離れた。
なんで………?
なんで痛むの……?
玲君は今日は夕飯の時間帯に帰って来た。
だけど
何も話せなくて……。
どうして……?
玲君……。
――翌日、学校…。
「作戦決行だよ。雪乃。」
香奈ちゃんは笑って言う。
「何?作戦…って……」
私は香奈ちゃんに聞く。
今日もまだ玲君と話せてないし…
ラブラブなんて……。
「合コン行こう!!」
「ご、合コン?」
わ、私…
男子そんなに得意じゃないよ?
「玲にヤキモチ妬かせる作戦よ。」
「わ、私は玲君なんかどうでも良いし…」
てか
最近玲君おかしいなぁ。
前みたいにいきなりスカートめくってきたり
追っかけ回して来たり
からかって来ないし…
「本当は玲が好きなくせに。」
「ち、違うもん!」
ぜ、絶対ないよ…。
絶対……。
「とにかく決行。」
「え?でも玲君がヤキモチなんて…」
昨日
女の人といたし…
私に本気なわけない…。
「確かめてみようよ。ね!」
香奈ちゃんはにやっと笑って言う。
うーん…合コンかぁ……。


