大、大、大嫌い…。
もう確定ー。
私は涙目で部屋に入るとベッドに飛び込む。
玲君って本当に嫌な人…。
私の家に来るなんて。
これから私
どうなっちゃうんだろー。
私は玲君に絶対遊ばれたくないのに…。
うっ…うっ…
何かの悪夢だ…これは。
どうしよう…。
玲君に振り回されまくりだよー。
あーあ…。
キスされたし
恋人宣言されたし
親公認にされたし
同居だし
もぉ……
最悪!!
やだやだやだやだ!!!
今日から毎日がドキドキになる。
あー…
どうしよう!!
お風呂に入っても
布団に入っても
その日
頭の中は玲君でいっぱい。
なんで
1番嫌な人が
1番頭の中に出て来る回数が多いんだろう。
わけ…わかんないよ…。
わけ…わかんない…。
――――翌朝。
今日は土曜日。
学校はないけど…
「……ん……」
うるさい携帯のアラームを止め、私は目を覚ます。
すると
「おはよう。お姫様!」
「……え!?」
目を開けると目の前には玲君!!
「れ、れ、れ…」
「おはようのキス。」
玲君はそう言うと私のおでこにキスを落とした。
「……ひゃっ…」
「何?唇のがよかった?」
玲君はそう言うと私の唇に触れる。
「れ、玲君っ!」
「今日はお母様がお出かけだから俺と一日二人きりだよ。」
玲君は笑って言う。
「さ、最悪…」
二人きり…って…
「だから、今日はデートな。」
「は、はい?」
で、デート?
「絶対だからな。可愛いカッコしろよ?後、朝ご飯…俺が作ったから食べに早く来い。」
玲君はそう言うと私の部屋を出た。
な、なんでこうなるかな……。


