入学したばかりの高校も、優斗は行ってるのか行ってないのか分からなかった。
学校からは年中呼び出しが掛かり、慣れっこになった優斗は、
「まだダイジョーブ!あと三回はイケる!」
と言っては、波乗りに出掛けてしまう。
近所にリアルタイムで、ワイドショーネタを提供してるようなもんだ。
穂積が学校でイジメを受けていることに、誰も気がつかなかった。
「具合が悪いようだから、迎えに来て欲しい」
と言われて、母さんが迎えにいくと昇降口に見なれた学用品が点々と散らばっていた。
穂積は「イジメられてない」と言い張った。
父さんが説得した。
「お前のやられてることは犯罪なんだ。お前が違うって言っても次は他の誰かがヤられる」
「ボクはイジメられてない」
穂積は翌日から不登校になった。
「どうすっかなー」
父さんがアタマをかきむしった。
これで、不登校児が家に二人。
「どう思う?」
と意見を求められた。
「穂積が悪いとはもちろん思わない。だけど穂積みたいな子に、小学校一年生をやらせるのにはムリがあるよ」
「そうなんだよなぁ…そこなんだよ」
「優斗もよね…」
母さんがタメ息まじりに言った。
「あんなに学生服の似合わない子、初めてみたわ…」
学校からは年中呼び出しが掛かり、慣れっこになった優斗は、
「まだダイジョーブ!あと三回はイケる!」
と言っては、波乗りに出掛けてしまう。
近所にリアルタイムで、ワイドショーネタを提供してるようなもんだ。
穂積が学校でイジメを受けていることに、誰も気がつかなかった。
「具合が悪いようだから、迎えに来て欲しい」
と言われて、母さんが迎えにいくと昇降口に見なれた学用品が点々と散らばっていた。
穂積は「イジメられてない」と言い張った。
父さんが説得した。
「お前のやられてることは犯罪なんだ。お前が違うって言っても次は他の誰かがヤられる」
「ボクはイジメられてない」
穂積は翌日から不登校になった。
「どうすっかなー」
父さんがアタマをかきむしった。
これで、不登校児が家に二人。
「どう思う?」
と意見を求められた。
「穂積が悪いとはもちろん思わない。だけど穂積みたいな子に、小学校一年生をやらせるのにはムリがあるよ」
「そうなんだよなぁ…そこなんだよ」
「優斗もよね…」
母さんがタメ息まじりに言った。
「あんなに学生服の似合わない子、初めてみたわ…」



