「先輩、さようなら~。部活と勉強を両立できるおまじないも、やってくださいね」
んなこと教えたんだ?
呆れていると、2年の先輩は笑いながらゆめに手を振っている。
「わっ」
廊下を覗き込み過ぎた桃ちゃんが、俺の脚につまづいて廊下に飛び出た。
おいっ。
支えると同時に、俺らの姿はゆめにバレバレ。
「桃ちゃんとカズマ!?どうしたの」
「あのねっ、新しいおまじないを聞きにきたの。桜庭くんは、西内さんと一緒に帰れるおまじないを聞きに来たんだよね」
…は?
咄嗟に思いついたにしても、かなり強引。
桃ちゃん、なんで俺まで巻き込む?
俺はおまじないなんて、信じるつもりもない。
んなこと教えたんだ?
呆れていると、2年の先輩は笑いながらゆめに手を振っている。
「わっ」
廊下を覗き込み過ぎた桃ちゃんが、俺の脚につまづいて廊下に飛び出た。
おいっ。
支えると同時に、俺らの姿はゆめにバレバレ。
「桃ちゃんとカズマ!?どうしたの」
「あのねっ、新しいおまじないを聞きにきたの。桜庭くんは、西内さんと一緒に帰れるおまじないを聞きに来たんだよね」
…は?
咄嗟に思いついたにしても、かなり強引。
桃ちゃん、なんで俺まで巻き込む?
俺はおまじないなんて、信じるつもりもない。


