「とりあえず、勇気わいた。今は桜庭と付き合ってるけど、西内を諦めないでいる」
…まさか、そーいう相談?
ハァ、自分が絡んでるとは思わなかった。
そのうち桃ちゃんがやって来たから、簡単に説明しておいた。
ガタッ。
教室の中から誰かが出てくる気配がして、俺と桃ちゃんは急いで階段の陰に隠れた。
「おまじないなんて信じてなかったけど、面白いな。さっきの全部当たればいいのに」
「相思相愛度が低いとしても、ふたりは付き合ってるので…邪魔するとか、そういうのはやめてくださいね」
「わかってる。しばらくは、ふたりが別れるまで待つよ」
「はいっ。頑張って下さいね」
教室から出てきたのは、校内でもガラが悪くて評判のサッカー部の2年だ。
ゆめ、なに手なずけちゃってるんだよ。
…まさか、そーいう相談?
ハァ、自分が絡んでるとは思わなかった。
そのうち桃ちゃんがやって来たから、簡単に説明しておいた。
ガタッ。
教室の中から誰かが出てくる気配がして、俺と桃ちゃんは急いで階段の陰に隠れた。
「おまじないなんて信じてなかったけど、面白いな。さっきの全部当たればいいのに」
「相思相愛度が低いとしても、ふたりは付き合ってるので…邪魔するとか、そういうのはやめてくださいね」
「わかってる。しばらくは、ふたりが別れるまで待つよ」
「はいっ。頑張って下さいね」
教室から出てきたのは、校内でもガラが悪くて評判のサッカー部の2年だ。
ゆめ、なに手なずけちゃってるんだよ。


