あたしは、意を決してカズマを見上げる。
「おまじないの力で、なんとでもなる」
「そんなの、逃げてるだけだろ」
冷たく言い放つと、カズマはそれっきりなにも話さなかった。
それでも、先に帰ったりすることもなく隣をキープしている。
明日…桃ちゃんにフォローできるようなおまじないを伝授しよう。
これは、逃げなんかじゃない。
立ち向かってるんだよ。
思いを伝えたいから、おまじないの力を借りる。
自分の力だけでは不安だから、おまじないの効果を期待する。
それじゃ、だめなの?
「おまじないの力で、なんとでもなる」
「そんなの、逃げてるだけだろ」
冷たく言い放つと、カズマはそれっきりなにも話さなかった。
それでも、先に帰ったりすることもなく隣をキープしている。
明日…桃ちゃんにフォローできるようなおまじないを伝授しよう。
これは、逃げなんかじゃない。
立ち向かってるんだよ。
思いを伝えたいから、おまじないの力を借りる。
自分の力だけでは不安だから、おまじないの効果を期待する。
それじゃ、だめなの?


