「桜庭くんも、ありがとう。冷たい人かなって、少し苦手だったんだけど…思ったより話しやすかった」
ぷっ。
桃ちゃんに言われてる~。
それでも今だって無愛想なのに、桃ちゃんって優しいなぁ。
「だからって、俺のこと好きになんなよな。メーワクだから」
「うわっ、なんてこと言うの?桃ちゃんごめんね、カズマのばか~」
カズマの背後に回り、ポカポカと背中を叩く。
「だってさ。笑顔で挨拶しただけで好意持つんだろ。優しくしたら、好きになる?そーいうの、紫藤だって迷惑だと思うよ」
ひっ…ひどい。
「カズマ!!」
「そうだよね…でも、思うだけでもダメかなぁ。それも、紫藤くんは迷惑なのかなぁ」
今にも泣きそうな顔で、桃ちゃんがカズマに訴える。
あたしがカズマに言おうとしたことを、桃ちゃんが自分で伝えている。
ぷっ。
桃ちゃんに言われてる~。
それでも今だって無愛想なのに、桃ちゃんって優しいなぁ。
「だからって、俺のこと好きになんなよな。メーワクだから」
「うわっ、なんてこと言うの?桃ちゃんごめんね、カズマのばか~」
カズマの背後に回り、ポカポカと背中を叩く。
「だってさ。笑顔で挨拶しただけで好意持つんだろ。優しくしたら、好きになる?そーいうの、紫藤だって迷惑だと思うよ」
ひっ…ひどい。
「カズマ!!」
「そうだよね…でも、思うだけでもダメかなぁ。それも、紫藤くんは迷惑なのかなぁ」
今にも泣きそうな顔で、桃ちゃんがカズマに訴える。
あたしがカズマに言おうとしたことを、桃ちゃんが自分で伝えている。


