「この数ヶ月で、紫藤くんとの距離がすごく縮まった。前は見てるだけだったのに」
「うん」
「遠足のときに、もう関わらないでみたいに言われてすごくショックだった…」
「そうだよね…」
あれは、カズマが紫藤くんに余計なことを言ったからだよ。
桃ちゃんのせいじゃないのに。
「好きなことさえ迷惑なのかなって思ってるとき、5組の女子に呼び出されて…」
「えっ!?そんなことがあったの?」
「うん。昨日のお昼休み…遠足であたしと紫藤くんが話してたのを誰かが見てたらしくって。大人しいくせに生意気とか、色々言われちゃった…」
ひどい!
そんなこと言う人がいるの!?
「5組の誰?あたしが文句言いに行くよ!!」
こんなに優しい桃ちゃんをいじめるなんて許せない。
それでも興奮しているのはあたしだけで、目の前の桃ちゃんはいたって冷静だ。
「うん」
「遠足のときに、もう関わらないでみたいに言われてすごくショックだった…」
「そうだよね…」
あれは、カズマが紫藤くんに余計なことを言ったからだよ。
桃ちゃんのせいじゃないのに。
「好きなことさえ迷惑なのかなって思ってるとき、5組の女子に呼び出されて…」
「えっ!?そんなことがあったの?」
「うん。昨日のお昼休み…遠足であたしと紫藤くんが話してたのを誰かが見てたらしくって。大人しいくせに生意気とか、色々言われちゃった…」
ひどい!
そんなこと言う人がいるの!?
「5組の誰?あたしが文句言いに行くよ!!」
こんなに優しい桃ちゃんをいじめるなんて許せない。
それでも興奮しているのはあたしだけで、目の前の桃ちゃんはいたって冷静だ。


