「そそっ、そんな!告白なんて…とりあえずは、話すきっかけが欲しいの…」




「うんうん、わかった。その彼とは、まだ友達以前なんだね?」




「うん。あっ、でも一度話したことはあるの。おはようって…後ろに彼の友達がいて、あたしが…勝手に勘違いして挨拶しちゃったの。だけどいいよ~って笑ってくれて…」




「で!その笑顔にやられちゃったってこと~?」




「そうなの。それから、意識するようになって…」




かわいすぎるよ~!




それに相手も優しそうだよね。




「あたしが絶対叶えてみせる。頑張ろうねっ」




「ありがとう」




桃ちゃんの連絡先を聞いたあと、あたしはそのまま昼寝を始めた。