キスのこと、ゆめ…怒ったりしないよな?




もう話してくれなくなったらどうする?




そういうことを考え始めたら怖いけど、もうすんでしまったこと。




これからどうでるか、考えないとな。




海野凛には…俺から話しておくか。




付き合うとか、そーいうのはムリだってちゃんと伝えよう。










次の日の昼休み、俺は海野を屋上に呼び出した。




昼飯を食ったあとの13時を目安に待ち合わせをする。




少し早めに到着した俺は、フェンスにもたれて風に吹かれていた。




寒いな…。




建物の陰に移動するか。




屋上の入口付近にあるボイラー近くにしゃがみこむ。




スマホをいじりながら海野を待っていると、屋上に誰かが駆け込んできた。