カズマに、おまじないのことを認めてもらうためにも…これはチャンスなのかもしれない。
おまじないのことをバカにされ続けて、悔しいのもある。
「わかった、あたし…やってみるね」
「期待してる」
全然、期待してるって顔じゃない!
透かした顔でベッドに腰かけ、あたしの方を見るでもなくダルそうに首をまわしている。
「ねぇ、最近なにかいいことある?」
「…はぁ?」
「あたしね、カズマになにかいいことが起こりますように…って、最近ずっとおまじないしてるの。いいことあると、いいね」
少しだけ、カズマの視線があたしの方へと動いた。
けど、またそっぽを向かれてしまう。
「なんもねーよ」
そ、そうなんだ。
どうやら、あたしのおまじないは絶不調らしい。
おまじないのことをバカにされ続けて、悔しいのもある。
「わかった、あたし…やってみるね」
「期待してる」
全然、期待してるって顔じゃない!
透かした顔でベッドに腰かけ、あたしの方を見るでもなくダルそうに首をまわしている。
「ねぇ、最近なにかいいことある?」
「…はぁ?」
「あたしね、カズマになにかいいことが起こりますように…って、最近ずっとおまじないしてるの。いいことあると、いいね」
少しだけ、カズマの視線があたしの方へと動いた。
けど、またそっぽを向かれてしまう。
「なんもねーよ」
そ、そうなんだ。
どうやら、あたしのおまじないは絶不調らしい。


