すると、やっとカズマが口を開いた。
「俺ばっか責めんな。海野凛、なんだよあれ…」
わっ、バレてる。
凛ちゃん、カズマとデートの約束したって喜んでたよね。
おまじないの依頼者だって、気づかれちゃったか。
「しっ、知らないよ。なんの話?」
「おまじないが効かないって言われたけど」
「ええっ、凛ちゃんバラしちゃったの!?だめだなぁ」
「おまじないが効いたんだな、よかったじゃん」
失笑して、本音かどうかわからないことを言う。
それって…デートのOKをもらうおまじないのことを言ってるんだよね。
「まさか…そのためにOKしたの?」
「だったらどうなんだよ。名誉返上だろ、これでウソつき呼ばわりされなくてすむじゃん」
そういうカズマが、一番あたしをバカにした表情をしてる。
「俺ばっか責めんな。海野凛、なんだよあれ…」
わっ、バレてる。
凛ちゃん、カズマとデートの約束したって喜んでたよね。
おまじないの依頼者だって、気づかれちゃったか。
「しっ、知らないよ。なんの話?」
「おまじないが効かないって言われたけど」
「ええっ、凛ちゃんバラしちゃったの!?だめだなぁ」
「おまじないが効いたんだな、よかったじゃん」
失笑して、本音かどうかわからないことを言う。
それって…デートのOKをもらうおまじないのことを言ってるんだよね。
「まさか…そのためにOKしたの?」
「だったらどうなんだよ。名誉返上だろ、これでウソつき呼ばわりされなくてすむじゃん」
そういうカズマが、一番あたしをバカにした表情をしてる。


