【完】恋のおまじないNo.1

「紫藤…真面目な話していいか」



庭園を歩きながら、紫藤に問いかける。



「やば…まさか告白とか?いくらイケメンだからって、悪いけどお前の愛は受け止められないから」



真剣に言ってやがる。



「ぶっ飛ばそうか?」



「なっ…わけ、ないよな?カズマが。なんか思いつめてる?なにかの相談か?」



苦笑いをしながら、紫藤が俺を宥めるように背中に軽く手を置く。



「そんなんじゃねぇよ。紫藤って…桃ちゃんのことどう思ってんの」



ここは、確かめておくべきだよな。



こいつが振りまわしてるだけなら、早く桃ちゃんに諦めさせるのが筋ってもの。



ゆめたちが来る前に、根回ししておくか。