【完】恋のおまじないNo.1

「お前が俺と一緒に行動したいとか、珍しーじゃん。つるむの嫌いなくせに」




集合の駅に到着した途端、紫藤に嫌味を言われた。




既にゆめとは別行動をしていて、俺らが一緒に来たのは誰にも見られてない…はず。




「たまには、いいかなって。お前、歴史好きだろ。今日は色々案内してもらおうと思って」




「普段そういうこと言わないヤツが言うと、マジで怖い。カズマ…なに企んでるんだよ」




「別に」




ゆめと一緒に行動したいとか、口が裂けても言えねぇ。




「まー、たまにはいいか。お前が一緒だと、女が寄ってくるからな。ラッキ~」




…やっぱ最低だな、こいつ。




桃ちゃんも、こんなののどこがいいんだよ。




わっかんねーな。