「で?最近大人しくしてるよな。おまじない熱は冷めたんだ」
桃ちゃんは、紫藤のことを諦めたのかふたりが接点を持っている様子もなく。
紫藤もケガが治り部活に打ち込んでるみたいだし、ゆめと話してる姿を見ることもない。
「ううん。桃ちゃんには定期的に伝えてるよ。少しだけ進展があったの!」
「…へぇ」
「前に紫藤くんがケガしたよね。あのときに、おまじないで枕の下に入れた絆創膏を桃ちゃんに渡してもらったんだけどね」
「は?」
ケガって、そーいうケガじゃねぇし。
意味ねーじゃん。
「頑張って渡せたんだって!話しかけるきっかけができたって、桃ちゃんすごく喜んでたの。あたしも嬉しくって」
話しかけるって、ちょっとズレてねぇ?
きっと、ゆめと桃ちゃんだけで盛り上がってるだけで、紫藤はなんとも思ってないはず。
桃ちゃんは、紫藤のことを諦めたのかふたりが接点を持っている様子もなく。
紫藤もケガが治り部活に打ち込んでるみたいだし、ゆめと話してる姿を見ることもない。
「ううん。桃ちゃんには定期的に伝えてるよ。少しだけ進展があったの!」
「…へぇ」
「前に紫藤くんがケガしたよね。あのときに、おまじないで枕の下に入れた絆創膏を桃ちゃんに渡してもらったんだけどね」
「は?」
ケガって、そーいうケガじゃねぇし。
意味ねーじゃん。
「頑張って渡せたんだって!話しかけるきっかけができたって、桃ちゃんすごく喜んでたの。あたしも嬉しくって」
話しかけるって、ちょっとズレてねぇ?
きっと、ゆめと桃ちゃんだけで盛り上がってるだけで、紫藤はなんとも思ってないはず。