「わかった…」
そしたら、先輩や凛ちゃんにもチャンスが訪れるってことだよね。
西内さんには申し訳ないけど、もしかしたら他のふたりの願いは叶うかもしれない。
「で?なんでここで俺を待ってたんだよ」
「待ってたっていうか…家にひとりでいるのも寂しいし。カズマと話そうかなって」
「ふーん。俺は話すことないけどな」
ひどっ。
カズマは立ち上がると、あたしに背を向けた。
もしかして部屋に戻っちゃう?
もっと話したいから寂しいって思ってると、カズマがソファの方を指さす。
「しょーがねぇから、大好きなココアいれてやるよ。そこ座ってろ」
「わぁっ、いいの!?」
「気まぐれだけどな」
「ありがとう、ココア大好きなんだ~」
カズマは、いつもあたしの大好きを把握してくれている。
ソファには、いつの間にかあたしのお気に入りのブランケットが置かれていた。
さっきは気づかなかったけど、寝ているあたしにカズマが掛けてくれたのかな?
さり気ない気遣いが、嬉しい。
そしたら、先輩や凛ちゃんにもチャンスが訪れるってことだよね。
西内さんには申し訳ないけど、もしかしたら他のふたりの願いは叶うかもしれない。
「で?なんでここで俺を待ってたんだよ」
「待ってたっていうか…家にひとりでいるのも寂しいし。カズマと話そうかなって」
「ふーん。俺は話すことないけどな」
ひどっ。
カズマは立ち上がると、あたしに背を向けた。
もしかして部屋に戻っちゃう?
もっと話したいから寂しいって思ってると、カズマがソファの方を指さす。
「しょーがねぇから、大好きなココアいれてやるよ。そこ座ってろ」
「わぁっ、いいの!?」
「気まぐれだけどな」
「ありがとう、ココア大好きなんだ~」
カズマは、いつもあたしの大好きを把握してくれている。
ソファには、いつの間にかあたしのお気に入りのブランケットが置かれていた。
さっきは気づかなかったけど、寝ているあたしにカズマが掛けてくれたのかな?
さり気ない気遣いが、嬉しい。


