鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語

「え? ……あのぅ……?」

声が声を呼び、ぞろぞろと男子生徒に囲まれてしまった。

「なんだこの状況……」

「怖いわ、美空の美少女パワー……」

俺と鈴木もたじろぐ男子の熱気。
美空は相変わらず、キョトンとしていた。

「あの、でも、それは無理だと思うの」

美空の一言に、男子生徒たちは食いついた。

「どうしてですか? 難関校なんですか?!」

「遠い場所なんですか?」

「どうしても、ついて行きます!」

すげぇわ……。

なにこれ、こんなことってあるんだ。