鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語

「え~! そこまで極秘にしてまで、今日が良かったの?!」

驚く鈴木に、俺はにやっと笑った。

「本当は18になった瞬間にしたかったんだ。
卒業式まで待っただけでも、偉くない? 俺」

「あ~あ。瀬田君って、やっぱり瀬田君だよね」

何偉そうに言ってんだか、と、鈴木は呆れた顔をした。

「あ、あ、でもね、ありさ!
あたしも嬉しいから、いいんだよ?」

あわあわとフォローを入れる美空が、それはそれは可愛い。

「わかったわかった、美空が幸せなら、わたしも嬉しいから」