鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語

「本当に瀬田君は、仕方ないわね」

やれやれ、と鈴木は笑っていた。

「瀬田、先生、羨ましすぎて泣きそうだ……」

「あ、ありさもパーティ来る? クラスのみんな、来るんだよ?」

周囲の話を聞いているのか聞いていないのか。
美空はのんびりと俺に肩を抱かれたまま、鈴木に提案した。

「さすが立花美空、人妻になってもマイペース健在……」

「やべ、立花が人妻とか、それはそれで、なぁ?」

おいおい、人の奥さんに何て考えもってんだ。
それにもう立花じゃないって言ってんのに……。