鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語

「あーと、美空、後でね!」

「あ、まって鈴木さん!」

「え?」

慌てて扉を締めようとする鈴木を、委員長が呼び止めた。

「今ちょうど、その話ししてたとこだし、君ならこのクラスにいたところで違和感ないから。
どうぞ、入って」

「あ、えぇ? はい、お邪魔します」

で、入っちゃうのかよ、さすが鈴木。
先生も止めないのかよ?

……何か笑ってるし。

「鈴木ちゃんが三年間で、お邪魔しますって入ってきたの、初めてじゃない?」