鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語

連れられて席についてしまったおばさんは、申し訳なさそうに、

「え? あの……すみません……。
いただきます」

と、観念して頭を下げて、箸を取った。
うちの母さんはなかなか強引だ。

そのあと一通り食事が終わって、皆でお茶を飲みながら雑談をしていた。
美空もおばさんも交えて、今日はいつもより賑やかだ。

「そういえば立花さん、文化祭、行かれました?
私たち夫婦共々用事で、いけなかったんです」

「あ、わたしもお店があって、行けなかったんですよ」

「あ、じゃあ、ぜひ写真をご覧になりません?
長男が撮ったものですが」

拝見します、と、写真の束を受け取るおばさん。
うわ、恥ずかしい……。