鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語

「へぇ~? 彼女?
アイドル級に可愛いんですけど!」

「で、なんでその彼女を連れて裏口から?」

「やだぁ……!
わたしの瀬田君なのにぃ!
瀬田君ゲットのためにこのお店入ったのにぃ!」

いや、俺に言われても。
てか巻き毛ちゃん、睨むのやめて、俺悪くないし。

「お前たち、うるさいぞ!
何を騒いでるんだ」

良かった、店長が来た。
さっきまであの取材のテーブルで対応していた店長。
もう、みんなに説明してやって下さいよ!