鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語

2人が来てますと店長に言うと、そうか、と、それからは店長が2人を接客していた。
で、俺はその後2人の席に行くことなく、2人は帰っていった。

「あの日あの時、プロポーズしたんです。
愛してるから、一生一緒です。
約束しました」

嬉しそうに、瀬田が笑顔を浮かべた。
うわぁ、綺麗に笑うなぁ。

イケメンの極上の笑顔を見てしまった。
俺は、息をのんだ。

あ、いや、俺に男が好きだとか、そんな気持ちはない。
ただ、綺麗だなって思っただけだ。