鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語

「瀬田、ここどこ?
2人は、だぁれ?」

だぁれ? だって!
可っ愛い言い方!
それが似合っちゃうって、どんだけなんだよ!

「ここは俺の職場の事務所。
で、2人は店長と先輩だ。
お前を連れてきてくれた」

「え、あたし……?」

美少女は小首をかしげた。

そんな仕草まで似合っちゃうのか。
しかも自然だ、ぶりっ子って感じは全くない。