鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語

「どうしたってんだ、このお嬢さんは」

「わかりませんが、どうやら寝ちゃってるみたいなんです。
とにかく中に運びましょう」

不思議そうに店長は美少女を見下ろしている。
俺だって不思議だ。

「そうだな、よし、お前ドアを開けとけ。
俺が運ぼう」

「あ、はい」

ガタイの良い店長は、軽々と美少女を抱き上げた。