「ん……?」

ゴミ出しに店の裏口から外へ出ると、小さな人影が見えた。

「女の子……?」

制服姿の女の子がひとり、店の壁によりかかって座り込んでいる。
胸にはスクールバックを抱きしめている。
体調でも悪いのだろうか。

「あの……?
大丈夫? どっか痛い?」

俺はしゃがんで、座り込む女の子を覗き込んだ。
わ、超可愛い!
見たことないくらいの美少女!