「じゃ、僕はなぜ、ですか?」
新聞部部長の鮫島先輩が、おどおどと尋ねる。
「新聞、書いてくれませんか?
俺と美空のこれまでの話でも良いですし、あの文化祭の話でも良いですし。
とにかく、俺たちは付き合ってるからって方針で。
あ。それか、新入生歓迎会で、素敵なカップルのムービーが流れるらしい、とかでも構いませんから」
「ほ、ほう……。
まぁ、それなら……。
最近話題がなかったから飢えていたとこでした。
ちょうどいいかな」
「おい鮫島、お前まで弟に言いくるめられて!」
新聞部部長の鮫島先輩が、おどおどと尋ねる。
「新聞、書いてくれませんか?
俺と美空のこれまでの話でも良いですし、あの文化祭の話でも良いですし。
とにかく、俺たちは付き合ってるからって方針で。
あ。それか、新入生歓迎会で、素敵なカップルのムービーが流れるらしい、とかでも構いませんから」
「ほ、ほう……。
まぁ、それなら……。
最近話題がなかったから飢えていたとこでした。
ちょうどいいかな」
「おい鮫島、お前まで弟に言いくるめられて!」



