鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語

「おい瀬田、前に出ろ」

「仕方ないなぁ」

「仕方ないじゃない、お前がしたことだろ!」

「え、優斗、お前が呼び出したのか?
俺たち3人を?
何で?」

「まぁまぁ」

俺は、仕方なしに教壇に立った。
委員長と副委員長とともに。

教壇に立つ俺たち3人の席が、空いた。