鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語

「はい、美空のお昼」

「あ、ありがとう……。
瀬田は?」

「買ってある。
今日は一人で食べるよ。
美空、大人しくしてるんだぞ?
いい子にな?」

「小さな子どもじゃないわよ、バカ!」

用事を一つ済ませて、それから購買と自販機で二人分の昼飯を買った。
カフェオレとコロッケバーガーを渡して、頭を撫でる。

「ほらもう、行きなって。
瀬田君と美空が揃っていると目立つのよ。
今は目立ちたくないんでしょ?」

鈴木の言葉に、仕方なく俺は美空に手を振って、自分のクラスへ戻った。