鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語

言いながら俺は隣を指差す。
いやいや、と、顔を左右に振りながら、美空は顔を真っ赤にして俯いている。

「あ……」

「今日もそうだけど、瀬田君は舞台でもやりすぎるもんね。
わたし別に立花さんみたいに恥ずかしがりとかじゃないけど、それでも舞台であんなんされたら、トラウマかも。
あの後からかわれすぎて、やばかったもんね」

「暴走だな、瀬田暴走」

暴走?
なんて言い草だ。
まぁでも否定は出来ないので黙っておいた。