「こんにちは、瀬田君のお母さん。
今日はお夕食にお招き頂いて、有難うございます」
挨拶して軽く会釈して。
鈍いくせに、こーゆーのはできるんだよな、こいつ。
きっとおばさんが根気よく教え込んだんだろう。
「はぁい、こんにちは。
あ、でね?
和食と洋食、どっちが好き?」
優斗が教えてくれないから~。
あはは、と母さんは笑っている。
どっちだっていいんだよ、美空は好き嫌いが少ないんだから。
「和食、洋食、ですか……?」
小首を傾げる仕草に、目に見えて母さんはキュンキュンしていた。
今日はお夕食にお招き頂いて、有難うございます」
挨拶して軽く会釈して。
鈍いくせに、こーゆーのはできるんだよな、こいつ。
きっとおばさんが根気よく教え込んだんだろう。
「はぁい、こんにちは。
あ、でね?
和食と洋食、どっちが好き?」
優斗が教えてくれないから~。
あはは、と母さんは笑っている。
どっちだっていいんだよ、美空は好き嫌いが少ないんだから。
「和食、洋食、ですか……?」
小首を傾げる仕草に、目に見えて母さんはキュンキュンしていた。



