鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語

「美空! みーそーらー!
ほら起きろ! プールだぞ?」

「ん~……」

軽く揺さぶると、むにょむにょと口を動かして、笑った。
え、何楽しい夢みてんの?

プール行きたいって言いだしたの、お前だよな?
俺、わざわざ朝早く迎えに来たんだよな?

くっそう、なにかイタズラしてやろう。
でないと気がすまない。

おでこにキスを落とすも、美空は起きない。
頬に、首筋に、次々とキスを落とす。