ガラガラ。


「どこかと思ったら、保健室か…。」

「何?2人っきりになれる所、期待してた?」

「しっしてないよ!」



俺は優美をベッドに寝かせた。



「え…。」


優美は『どうして?』…って顔してる。


「はぁー。お前、昨日寝てないっしょ。」

「ぅ゛……。」



やっぱり……。



「寝ろ。そんなんじゃまた倒れっちまう。」


優美の顔を見ると、ちょー笑顔。
こっちが照れる。


「新、そばに居て?」


……。


「ははっ。わかった。しゃーねーなぁ。一緒に寝てやるよ。」

「えぇ!?」



ばっ。



俺は素早く優美の隣に寝た。