私の中にあと二人いる 【 番外編2 】




〜 敦 視点 〜




「なあ、中入ろうぜ?
こんなとこにいても、目立つだけだろ」




俺らは、洸たちが入って行った店の側で
外から中を見ようとしたが、全く中の様子は分からず、俺らの周りはいつの間にか女たちが集まっていた




「ダメだよぉ!!
彩音ちゃんにバレちゃう!

もぉー、邪魔!!
あっち行ってよ!!」



『『『可愛い〜////』』』




女たちは少しずつ黒いオーラを出している千に気づかないのか、もっと俺や千に近づいてきた




やべぇな、これ……
ただでさえ、千は彼女の様子にイラついているのに…

女たちのせいで、邪魔されるなんて…
絶対に千のヤツ、キレる…!




「あっ、あれって…洸か?」




店から勢いよく出てきたヤツは、洸で…
俺たちに気づかず、そのままどこかに向かって走り出した
側には、千の彼女はいなかった




「……?なんで、アヤちゃんと一緒じゃないのぉ…?」




千も洸の姿に気づいたらしく、不思議そうに洸が走って行った方向を見て呟いていた