美しき夜、北斗七星が輝く









「美夜!」


「黒木さん早いな」


「萌に柿沢くん
おはよう!」




萌は全体的にピンクを基調にした

ふわふわとした女の子っぽい服装をしている

一方で柿沢くんは

青を基調にした大人っぽい服

ふたり共服も似合っているし

何より並ぶ姿が絵になっている




「斗真は?」


「まだ来てないみたい」


「まだ待ち合わせ時間まであるからね
ゆっくりしようよ!」




そういえば…

白羽くんの私服見るのって

以前自然の森へ行った時以来だ

あの時の私服はシンプルでかっこよかったな

今日はどんな服装なのだろうか?




「そういえば美夜
やけに気合はいっている服だね」



萌が足元からジロジロあたしを見てくる

あたしは恥ずかしくなって

萌から体を逸らした