「樹は青?」
「ああ
萌はピンクが良いんだろ?」
「うん!」
ピンクと言ってもそんなに濃くなく
淡いほんのりとしたピンク色で
萌の好きな色だし
このほんのり加減が萌に似合う
「そういや
黒木さんと斗真って
お互い名字に色がはいっているな
しかも黒と白だし」
「良いコンビだよねー
モノクロで」
良いコンビ…?
思わず白羽くんと顔を見合わせて
同時に逸らした
「ふたり共顔真っ赤ー!」
「お似合いだって言ってんだよ
素直に喜んでおけよ?」
「…萌と柿沢くんだって
お似合いだもんね!」
「黒木さんの言う通り!
幼馴染で
気がついた頃には好き同士だったんでしょ?
何でも知っている仲だよね」
あたしと白羽くんの言葉に
今度は萌と柿沢くんが真っ赤になった
その様子を見て
白羽くんと一緒に笑い合った
良いコンビ
そう言われて凄く嬉しい
初めて自分の名字に感謝した


